Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2000年11月

■00/11/15 トローリングで初めて戻りガツオをキャッチ

午前8時20分出港。新宮港に小型の帆船が入港していた。戻りガツオを狙って勝浦沖へ向かう。5マイルほど走った所でトローリング開始。水温22.3度。北東から2m前後のウネリが来ているが、風が弱いので釣りに支障はない。すぐに70cmのシイラがロングコーナーのニューコナジグ12mmにヒット。続いて55cmのシイラがショートコーナーのニューコナジグ16mmにヒット。11月中旬になっても小型のシイラがたくさんいるらしい。すぐまた、今度はロングリガーのオクヘッド20mmとショートコーナーにダブルストライクで60cmクラスのカツオがきた。ランディング中にロングコーナーにもストライクがあって、合計3尾のカツオをキャッチ。ちょうど潮目にかかっているらしく、沖側へ走ると水温が下がって21度台になる。一番低い所で21.8度。ちょっと岸側へ寄ると22.6度まで上がる。カツオが釣れた所は水温22.5度。ケンケン漁の漁船が入れかわり立ちかわり近くを走っていた。その周辺を走り回るが、シイラのストライクが続くだけでカツオはこない。小型のシイラはほとんど入れ食い状態で10尾ぐらい釣れた。朝からパラパラと降っていた雨が強くなってきたので午前11時10分帰港。ショートリガーにはマカジキがきても大丈夫なようにヨーヅリの24mmヘッドをセットしていたがストライクはなかった。

■00/11/13 ミノーのトローリング不発。ジギングで小物1尾

未明に三輪崎に到着後、ボートのキャビンで寝たら寝過ごした。午前11時出港。トローリングでミノーを引っぱって八幡出し、サバ島、オベラシ沖の根をチェックしてみたがストライクなし。ジギングに変更して、オベラシ沖の根をチェック。水深30mラインで根掛かりかと思ったら25cmぐらいのクロホシフエダイが釣れていた。魚探には魚の群れの反応がいい感じで出ていたが、青物はヒットしなかった。八幡出しでもちょっとだけジギングをやってみたがヒットなし。1週間前よりも水温が1度近く下がって、20.2〜20.8度になっていた。沖ではここ数日続けてカツオが釣れているとのこと。宇久井から勝浦にかけての沖で追い込み漁の船団が操業していた。クジラかイルカがいるらしい。

■00/11/07 真剣ジギングでツバス3尾とカンパチ2尾キャッチ

ヒューマンフィッシングカレッジ大阪校の生徒11人が来て、WILD CATでジギング、カワカミマリンのボートで新宮港内のアジ釣り、一文字防波堤で投げ釣りとルアー釣りに分かれて釣りをした。WILD CATは船に自信のある生徒2人、浜松さん、服部の4人で沖へ向かう。東寄りの風で3m前後のウネリがあったが、まず八幡出しで35〜40cmのツバスを2尾キャッチ。あちこちで魚探にいい反応が出ていた。次にサバ島で35cmのカンパチをキャッチ。サバ島でもいい反応が出ていたが、後が続かない。ふたたび八幡出しに戻ったがアタリなし。お昼近く、時間が迫ってきたので港内へ戻ってアジ釣り組に合流。藤原君がガイドをしていたアジ釣り組は、サビキで20cm弱のアジを釣っていた。注意して見ていたが、ナブラは立たなかったとのこと。午後1時30分にいったん帰港して学生を降ろした後、今度は藤原君と服部の2人でもう一度沖へ向かう。まずサバ島へ行ったが、エソが3尾釣れただけで青物のアタリなし。エサ釣りの船がいい場所に掛けていて、アジとツバスを釣っていた。エサ釣りは好調のようだが、メタルジグには青物のアタリがなく、魚探にもいい反応が出ない。魚がエサ釣りのポイントに集中しているようなので、サバ島をあきらめて八幡出しへ移動。最初の2流しで40cmのツバスと同サイズのカンパチを1尾ずつキャッチ。根の肩の上を通ると魚探にいい反応が出て、魚が釣れてきた。北東の弱い風にかわって、ボートが適度の速さでうまく根沿いに流れてくれてとても釣りやすかった。3流し目、4流し目とアタリがなく、午後3時30分帰港。魚が釣れたのは、いずれも最初の2流しぐらいで、後は繰り返し同じポイント上を流せば流すほどアタリが遠のくようだ。水温は21.3〜21.6度。WILD CATで真剣に1日ジギングをしたのは今回が初めてだが、けっこういいおみやげができて、いいデータが取れたと思う。

■00/11/05 初ジギングでツバスをキャッチ

10月14日以来3週間ぶりの出漁。ヒューマンフィッシングカレッジ名古屋校の生徒2人とジギングで青物を狙う。解川さん、藤原君が乗ったイエローフィンと一緒に午前8時30分に出港。沖へ向かったが、波が高くまともに釣りができそうにもないので、いったん港内へ戻る。沖の八島の根を狙ってみたが、めぼしいアタリなし。港内でナブラを探したイエローフィンも釣果なし。午前10時を過ぎて波がややましになってきたので、港を出て八幡出しで釣りをする。しばらく釣っているうちに、40cmぐらいのカンパチがルアーを追ってボートの際まで来た。しかし、食い付かず帰ってしまう。サバ島へ行ってみたが、エサ釣りの船が多いので断念し、宇久井の大敷網へ。沖のブイは魚の気配なし。オベラシの沖の根で魚探をかけてみると、いい感じの魚の群れが映ったので、さっそく釣り開始。3回目に沖側のかけ上がりを流したときに、40cm弱のツバスがヒットした。WILD CATで初めてまともにジギングをして、まともな魚が釣れたので、満足して午後0時30分帰港。ボートを片付けてカワカミマリンへ行ったら、漁師のおっちゃんが大きなシイラを釣ってきていた。60cmぐらいのカツオも1尾。数日前に50kgぐらいのマカジキをバラしたとのこと。ゲストは前夜、鵜殿港で80cmのシーバスとメッキを数尾釣っていた。

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