Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2001年4月

■01/04/30 大荒れで出港できず

朝から東風が強く波が高くて出港できず。お昼前に港へ行ってボートの片付けとバウのハンドレールに補強用のロープを取り付けられるようにした。これでシイラのキャスティングのときなどでも安心。

■01/04/29 15マイル沖まで走ったが波が高くUターン

立柳さん、北岡さんと一緒に午前5時30分出港。風と波を気にしながら前日、前々日と同じポイントを目指して真南に向かって走る。天気予報は南東の風だったのに、北東の風が吹いているのが気になる。水温は前日より上がって、港の前で17度以上、少し沖へ行くと18度を超える。沖へ向かうにつれて次第に波が高くなってくるが、釣りができないほどではないので、さらに南下し続ける。途中でイルカの群が見えた。14マイルを越えても潮目がなく、水温も18.1度から上がらない。さらに南下して15マイル付近まで行くと水温が17度台に下がる。しばらくチェックし続けるうちに波が高くなってきた。漁船はさらに沖で操業しているようだったが、これ以上波が高くなると帰りがきついので、釣りをあきらめてUターン。波をかわしながら走って、午前9時30分帰港。午後、暇になったので池原へ向かう途中、熊野でたくさんの鯉のぼりを上げていた。見学していたおばあちゃんの話では、毎年4月29日に上げて、5月6日に仕舞うとのこと。池原からの帰り、熊野川の橋から鵜殿の煙突を見ると、風が弱くなって煙が斜めに上がっていた。

■01/04/28 再び沖の潮筋へ。4.4kgのヨコワをキャッチ

杉戸君、坂ちゃんと一緒に午前5時30分出港。一気に南下して前日を同じ潮筋を狙う。水温は前日よりもさらに低く、10マイル近く南下しても17度台前半から上がらない。前日とほぼ同じ位置で潮目を発見。水温が19.5度になった所でトローリング開始。すぐに60cmぐらいのシイラが釣れてきて、南下するに釣れて入れ食いに近い状態になった。釣っても釣ってもシイラばかりなので、水温が変化する場所をチェックし、19度台の所を中心に釣っていくことにする。水温が20度を割るとシイラのストライクがはっきりと少なくなった。そのままがまんして走り続け、ドライバーを杉戸君と交代。アウトリガーのオクヘッド20mmにストライクがきて、ラインが少しだけ走った。坂ちゃんがファイトに入るが、引きが強くてなかなか寄ってこない。シイラとは違うようなので、ほかのタックルをすべて引き上げ慎重にランディングすると、65cm、4.4kgのヨコワだった。その後、同場所付近を走り続けるがストライクなく、午前9時過ぎに波が高くなってきたので釣りをやめて港へ向かう。途中、ジギングで何か釣れないかとオベラシ沖の根と三輪崎沖の人工漁礁を魚探でチェックしたが、よさそうな反応がないのであきらめて午前11時30分帰港。翌日に備えて給油と氷の補給、タックルの片付けをした。

■01/04/27 14マイル沖の潮筋まで出たが釣れるのはシイラばかり

午前3時30分三輪崎着。仮眠の後、氷を補給して午前8時に出港。3日前にヨコワとシイラを釣った勝浦沖水中魚礁へ向かう。港の前は水温が16度台しかなく、3日前よりも1度近く下がっている。沖へ出ても17度台までしか上がらない。勝浦沖水中魚礁の近くでも17.5度しかないので、見込みがないと判断して南下する。三輪崎の真南約14マイル、潮岬と同緯度付近で流れ藻がたくさん浮いている潮目を発見。通り過ぎてしばらく行くと、17.9度だった水温が19度台まで上がる。さらに進むと波がはっきりと高くなり、潮筋に入ったことがわかったので、さっそくトローリング開始。たくさんの水鳥が飛び回っていて、20〜30羽の群れになっている所もある。釣り始めてすぐ、水温が20度近くなった所で60cmぐらいのシイラがきた。その付近を東西約1マイル、南北約3マイルの範囲でチェック。60〜70cmのシイラのストライクが次々とくるが、なかなかフッキングしない。まわりにはあちこちに漁船が見える。南へ0.5マイルほど行くと水温が21.2度まで上がるが、それ以上はいくら走っても上がらない。北は19.2度ぐらいの所までシイラが釣れたら、それ以上潮筋から外れるとストライクがなくなった。20〜21度の範囲を走っていると、どんどんシイラがくる。お昼ぐらいから食いがよくなったのか、フッキング率がアップ。80cmクラスもくるようになった。お昼をまわるとカツオが釣れなくなったのか、漁船の姿が少なくなる。午後1時過ぎに釣りを終了して午後2時帰港。魚市場を見に行くと、1〜2kgぐらいのカツオがたくさん上がっていた。

■01/04/24 勝浦沖水中魚礁でシイラとヨコワとキャッチ

午前5時30分、夜明けと同時に出港。南西の風で波が多少あるが、予報は波高1.5mだったので、一気に勝浦沖の水中魚礁へ向かう。港から5マイル以上沖へ出ても水温が17度台しかなく、前日よりも明らかに水温が下がっている。水中魚礁から約1.5マイル手前で釣り開始。水鳥があちこちに1羽、2羽とばらばらになって飛んでいる。魚礁に近付くと、すぐショートコーナーのニューコナジグ12mmに70cmのシイラがきた。水温は18.3度。折り返してすぐまたロングコーナーのニューコナジグ16mmに同サイズのシイラがきた。しばらく水中魚礁のまわりを行ったり来たりしたが、後が続かない。沖へ向かうと水温がわずかに下がる。水中魚礁へ戻るが魚の気配なし。南へ向かうと水温が瞬間的に18.7度まで上がるが、しばらくそのまま進んだら18.5度に下がってそれ以上回復しない。再び水中魚礁へ戻るがストライクなし。北東へ向かうと、3マイルほど進んだ所で水温が17度台になる。そのまま三輪崎漁港の真東まで進んだが、水温は17.6度まで下がったまま。再び折り返して水中魚礁へ。途中でいい感じの潮目を発見。水温が18.5度まで上がる。そのまま潮目伝いに進んで水中魚礁に近付いて行く。魚礁のすぐ近くで両コーナーにダブルストライクで50cmのヨコワがきた。水温は18.6度。同じ場所で朝よりも水温が0.3度上がっている。ルアーはニューコナジグ12と16mm。しばらく水中魚礁のまわりを走り回ったが、次第に波が高くなり、雨も降りだしたので午後0時30分に釣りをやめて1時20分帰港。

■01/04/23 活動再開初日は荒天で釣りにならず

2月以来ひさしぶりの出港。午後1時に1人で出たが、南の風が強く、次第に波が高くなってきている。沖へ行くにつれて波が高くなり、釣りになりそうにもないので、オートパイロットのチェックだけして午後2時30分に帰港し、午後4時頃までボートの片付けなどをした。水温は港のすぐ前で17.6度、3マイル程沖で18.6度。

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