Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2001年8月前半

■01/08/15 50kgのカジキを初リリース

御手洗さん、岩田さん(御手洗さんの友人)、中村さん、今井君と一緒に午前6時30分出港。港の前の水温26.4度。一気にNo.6パヤオを目指す。午前7時40分過ぎにパヤオから3マイル付近まで走った所でトローリング開始。前日とほぼ同じ位置にパヤオを発見し、近くを走るとすぐに70cmぐらいのシイラが釣れた。しばらく走り続けるが、その後、シイラらしいストライクはあるがフックアップせず。午前8時30分頃からトローリングをやめてキャスティングに切りかえる。ポッパーにシイラのチェイスはあるが釣れない。午前9時前にキャスティングをあきらめて、再びトローリング開始。パヤオの近くを走り続けるうちに、パヤオから200mぐらい離れた所でロングリガーのサザンクロス40mmに突然ストライクがきて、ラインが勢いよく走りだした。最初はカジキか大型のシイラかわからなかったが、ラインの走る勢いが300mぐらい出ても衰えない。しかし、カジキがジャンプする姿は見えない。岩田さんがファイティングチェアに座ってファイト開始。50mぐらいまでは簡単に寄ってきたが、それからがなかなか寄ってこない。ラインを出されたり、また巻いたりしているうちに、魚がボートの右側へ回り始めたところでジャンプ。小型のカジキだ。ボートの後ろでも3回ぐらいジャンプし、小さい割になかなかいいファイトをしてくれた。3回目ぐらいにボートの近くに寄ってきたところで、リーダをつかんで引き寄せフックを外してリリース。推定50kgのブルーマーリン。ワイルドキャットでカジキをリリースするのは初めてだが、タグがなかったのでタグなしリリースになってしまった。その後、同じパヤオの近くでシイラを1尾釣り、午後11頃から港へ向かって走る。午後1時に三輪崎漁港沖約4マイルまで帰り、潮目をチェックした後、午後2時過ぎに釣りをやめて、午後2時30分帰港。カジキが釣れた場所の水温27.4度。No.6パヤオはGPS入力した位置から約1マイル南東にずれていた。

■01/08/14 三木崎沖からNo.5、No.6パヤオを回る大航海だ

宮島康彦さん、宮島さんの友人と午前7時50分出港。東へ向かい、約3マイル沖でトローリング開始。港の前の水温26.4度。約4マイル沖で潮目を発見し、そのまま潮目伝いに北東へ走る。潮目付近の水温26.8〜27.0度。水深200〜300mラインに沿って潮目を伝いながら北東へ走り続け午前11時頃に三木崎沖に到着。しばらく三木崎沖を走り回りながら潮目をチェックするうちに大きな流木を発見し、そのまわりを走り回ったがストライクなし。午後1時頃から、やや沖のラインを南西へ向かい始めたら、午後2時前に宮島さんの携帯に錦の宗丸から電話がかかってきて、No.5パヤオで紀伊長島の船がシイラをたくさん釣って、カジキのストライクもあったとのこと。すぐにNo.5パヤオへ向かうことにする。午後4時前にNo.5パヤオに到着。簡単にパヤオを発見することができた。水温は27.2〜27.4度。パヤオのまわりを走り回るうちに70〜80cmのシイラがストライクしてきて2尾釣れた。ほかにフックアップしなかったストライクもあり、シイラがジャンプする姿が何回も見えた。魚はたくさんいるらしく、カジキがいてもおかしくなさそう。午後4時半頃までパヤオのまわりを走り回ったがカジキらしい気配がないので、No.6パヤオをチェックしてから三輪崎漁港へ向かうことにする。No.6パヤオはストライクなし。三輪崎漁港沖約5マイルの所までルアーを引き続け、午後6時過ぎに釣りをやめて午後6時30分帰港。トローリング時間11時間ちょっと。ワイルドキャットでルアーを引っ張った距離としては最も長い1日だった。

■01/08/13 新宮の花火を沖から見物

朝から釣りをした後、夜は新宮の花火見物に出る予定だったが、未明から土砂降りの雨で早朝の出港をキャンセル。お昼頃に港へ行ってみたが、まだ北東の風が強く波が高そうだったので、ボートの掃除だけして海の家へ帰った。午後になって次第に風が弱くなり波もおさまってきたので、午後5時に浜松さん、八木さんと一緒に出港。約3マイル沖でトローリングを開始し、約3.5マイル沖の潮目伝いに北東へ向かう。午後6時過ぎ、鵜殿沖に近付いた所でトリヤマを発見。大きなナブラができていて、ときどきソウダガツオがジャンプしているのが見える。約30分ほどナブラを追いかけたがストライクなし。付近の水温は26.8〜27.4度。日暮れが近付いてきたのでトローリングをやめて、熊野川河口にボートを近付けて花火を見物した後、午後9時帰港。

■01/08/12 1週間たったらカジキはどっかへ行っちゃった

八木さんと一緒に午前8時出港し真東へ向かう。港の前の水温26.2度。沖へ向かうにつれて水温が上がる。約3マイル沖で水温が26.5度を超えた所でトローリングを開始し、潮目を探しながら沖へ向かう。少し走った所で、すぐに潮目を発見。潮目伝いに北東へ走るうちに、鵜殿沖でケンケン釣りの漁船がたくさん走っているのを発見し、その付近を中心に約4.5マイル沖を走り回る。潮目付近の水温26.8〜27.2度。しばらく走るうちに70cmぐらいのシイラが釣れてきたが、その後はストライクなし。大きな流木を発見して付近を走ったが、シイラも付いてなかった。午後2時まで走り続けても釣れそうな気配がないので、そのまま三輪崎漁港の前まで走り、午後2時30分帰港。

■01/08/04 なんと2日連続でカジキをキャッチ

宮島さん、御手洗さんと午前6時30分出港。真東へ向かい、前日カジキをキャッチした潮目を目指す。港の前の水温26度台後半で、前日より上がっている。2マイルほど走ると27度台になり、前日とほぼ同じ位置で潮目を発見。潮目伝いに北東へ走るとトリヤマが見えてきて、さらに小型のソウダガツオらしき大きなナブラが見えてきた。付近の水温は27度台前半。しばらくそのまわりを走り回る。ナブラはときどき水しぶきを上げて魚が飛び上がり、何かに追われているらしい。ナブラから少し離れた所で、トップリガーの宮島ルアーに突然ストライクがきたが、ラインを止めていた輪ゴムが切れた瞬間にラインブレイク。ドラグが噛んで逆転しなかったらしい。ストライクがきた場所の北緯33度41.34分、東経136度05.31分。水温27.2度。その後、同じ潮目を中心に周囲を走り回るが正午前までストライクなし。いったん勝浦沖まで走った後、午後1時過ぎに再び同じ場所へ戻ると、最初に見たのより大きなナブラを発見。潮目もはっきりと強くなっている。その周囲を走り回るうちに、午後2時20分、ロングリガーの宮島ルアーをタッチしたカジキが一度水中に潜って、ショートコーナーのサザンクロス40mmに反転しながらストライクしてきた。魚は激しくジャンプしながら一気に500m以上ラインを引き出していく。御手洗さんがチェアに座ってファイト開始。比較的早くラインを回収して、2回目にボートの際へ寄って来たところをランディング成功。ファイト時間は約20分。ランディングしたカジキをボートに引き上げて、午後3時20分帰港。漁師のおっちゃんの見た目で推定体重約80kg。ストライクポイントの水温27.4度。

■01/08/03 三輪崎沖で100kgのカジキをキャッチ

スポーツワールドの藤原君、山内さんと午前7時40分出港。スルメイカのポイントをチェックしながら鵜殿沖へ向かう。港の前の水温は26度台前半。沖へ走るとすぐに水温が上がって26度台後半になる。鵜殿沖約4マイルの所でカジキがジャンプしているのを藤原君が発見。水温26.9度。付近の潮目をチェックしながら北東へ向かうと、またカジキがジャンプしているのが見えた。その近くを潮目伝いに走るがストライクなし。最初にカジキのジャンプが見えた所との間を行ったり来たりしていると、次々とカジキやマンタが水しぶきを上げてジャンプしているの見える。しかし、ルアーにはストライクなし。水温は最初のうち26.8〜27.2度だったのが、お昼ごろには一部27.8度まで上がった。。途中でイカ釣りを試してみたが、まったく釣れず。水温、潮色ともによさそうなのでトローリングを再開し、意地になって走り回っているうちに、午後2時10分、ロングリガーのサザンクロス40mmに突然ストライクがきた。一気にラインが走って行く途中、1回だけカジキがジャンプしたのが見えた。500mぐらい走ったところで止まったのでファイト開始。何回もラインを引き出されながら少しずつ寄せて、午後5時20分。ランディング成功。船べりにしばり付けて、午後6時20分帰港。ストライクがきたポイントの水温26.9度。カジキのサイズは全長310cm、下顎又長230cm、推定体重100kg。

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