Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2002年6月後半

■02/06/17 なぜか近くではシイラも釣れない

午前6時40分出港。弱い南の風が吹いているだけの曇り空で、港の近くはベタナギだったが、予報では北西の風が次第に強くなり波が高くなってくるとのこと。潮岬沖まで行くのはあきらめ近くを走り回ることにして、港のすぐ前でトローリング開始。港の前の水温20.5度。宇久井沖大敷網のブイの近くを走ってみたがストライクなし。そのまま南東沖へ向かうにつれて水温が21.0度から21.2度に上昇。勝浦沖水中魚礁の北1.5マイル付近の潮目に近付くとケンケン漁船クジラ漁船が見えてくる。午前8時20分、北緯33度34分、東経136度08分から南西へ。水温21.4度。午前8時25分、水中魚礁エリア。水温21.3度。水中魚礁付近を通過して、午前8時35分頃から梶取崎方向へ。午前9時、梶取崎の東沖4.5マイルから北へ。水温21.2度。午前9時55分、釣り終了。午前10時15分帰港。前日と潮岬の真東エリアでこの日は近くをチェックしてみたが、トローリングでは何も釣れなかった。黒潮が真東へ直行しているため、熊野灘側の水温上昇が遅れているからか、5月中にくらべて勝浦沖でもシイラが少なくなっている。まだしばらくの間は黒潮の潮筋まで行かないと面白い釣りはできないのだろうか。週末からグアムへ釣りに行くので、しばらく三輪崎を離れる間に船底塗装をしてもらうことにする。さっそく川上さんがボートを揚げて船底掃除の作業を開始した。

■02/06/16 潮岬沖のカジキ狙い3日目はシイラ入れ食い

2日連続の正田光則さんと一緒に午前5時10分出港。南沖へ向かう。港の前の水温21.0度。曇り空に南西の風が吹き、南からのうねりが来ている。南下するにつれて波が高くなり、串本大島の真東あたりで波高1.5〜2mになった。午前6時10分、北緯33度29分、東経136度03分でトローリング開始。水温21.2度。午前6時40分、黒潮の潮目にかかり水温が23.3度に上昇。北緯33度25.5分、東経136度03分から西へ向かう。あいかわらず黒潮の流速が速く、船速が3〜3.5ノットに落ちる。潮筋に入ってからは波が落ちて、西へ走るにつれてほとんどベタナギ状態になる。東経136度00分の手前でショートリガーのサザンクロス30mmに2回ストライクがあったが、食いが渋いのかアウトリガークリップが外れただけでフックアップせず。午前8時30分、東経135度58.5分から南東へ。水温23.5度。午前8時40分、ショートコーナーの宮島ルアーにストライクがきて80cmのシイラが釣れた。午前8時50分、北緯33度23分、東経136度00分から北東へ。水温23.8度。すぐにロングコーナーのKOPAヘッドにストライクがきたがライン走らず。午前9時、北緯33度25分、東経136度01分から西へ。水温23.6度。午前9時10分、ショートリガーに110cmのシイラ。水温23.6度。午前9時15分、ロングリガーのサザンクロス40mmに80cmのシイラ。水温23.5度。午前9時30分、ロングリガーに90cmのシイラ。水温23.6度。午前9時35分、ショートリガーに90cmのシイラ。水温23.5度。午前9時50分、ロングリガーに100cmのシイラ。水温23.6度。この間、立て続けにシイラが釣れて、ほとんど入れ食い状態だったが、午前10時を過ぎた頃からストライクがなくなる。時合いが終わったのか。午前10時、北緯33度25.7分、東経135度58分から南東へ。午前10時10分頃から北緯33度25分のライン上を東西に走るがストライクなし。水温23.8〜23.9度。午前11時40分頃から北へ向かう。午前11時50分釣り終了。午後0時40分帰港。2日前に30kgのマカジキが釣れた潮岬の真東エリアを走り回ったが、前日と同じくシイラが釣れただけでカジキのストライクはなかった。

■02/06/15 キャスティングでシイラ。カジキはストライクなし

正田光則さんと一緒に午前6時10分出港。午前6時35分まで宇久井沖大敷網周辺でキャスティングのシイラ釣り。水温20.8度。ボニ85で75cmを1尾キャッチ。ファイトに10分ぐらいかかったが、リリースしてからしてすぐに南沖へ向かう。天候は南西の風、曇り。1.5mぐらいの波が南から来ていて、16ノットぐらいしか出せない。午前7時15分、北緯33度30分、東経136度01分でトローリング開始。水温20.9度。午前7時30分、北緯33度27.5分で潮目にかかり水温が上がり始める。しかし、前日のように急には上がらない。午前7時40分、北緯33度26.5分で黒潮に入り23.5度に水温が上昇。いったん東へ走って水温の変化と潮目の状態をチェックした後、午前8時5分、北緯33度26分の潮目伝いに西へ向かう。水温23.7度。午前8時30分、東経136度03分でショートコーナーの宮島ルアーにストライクがきて80cmのシイラが釣れた。水温23.8度。続いて午前9時15分、北緯33度25.7分、東経136度00分でロングリガーの宮島サザンクロスに110cmのシイラ。水温23.5度。リリースするときに小魚を吐いたので、ベイトフィッシュもいるらしい。午前10時、北緯33度25.6分、東経136度57.5分まで行った所から南東へ向かう。水温23.5度。北緯33度23分まで下がると23.7度に上昇。午前10時35分、ショートリガーのオクヘッド24mmに80cmのシイラ。水温が24.1度まで上昇したので、シイラが釣れた場所から東へ向かう。午前10時40分、ロングコーナーのKOPAヘッドに80cmのシイラ。午前11時、東経136度06分まで行った所から西へ向かう。水温24.1度。午前11時30分、ショートリガーに110cmのシイラ。水温24.1度。午後1時頃から北緯33度23分のラインを東西に走る。水温23.8〜23.9度。午後2時5分、西向きに走ってたときにショートコーナーに120cmのシイラがきた。午後3時30分、東経136度01分のライン沿いに北へ。午後3時50分、黒潮の潮筋を抜け水温が21.7度に下がる。午後3時50分、釣り終了。午後5時帰港。前日、30kgのマカジキが釣れたのと同じ潮岬の真東エリアを走り回ったが、釣れたのはシイラだけだった。潮目が弱く、水温もダラダラとしか変化してなかった。そのためカジキのストライクがなかったのかもしれないが、シイラはたくさんいたし、ベイトフィッシュもいるのは間違いないようだった。シーズン的にカジキはまだ少ないのか。

■02/06/14 今シーズンのカジキ第1号をキャッチ

午前7時20分出港。港から1マイル沖でトローリングを開始して南東沖へ向かう。港の前の水温20.4度。曇り空で南西からの弱い風が吹いているが波は南から1mぐらいのうねりが来ているだけの釣り日和。午前7時45分、港から2マイル沖の潮目で水温が20.9度に上昇。クジラ漁船が何隻か見えてくる。午前8時50分、勝浦沖水中魚礁エリアに到着。水温20.8度。水中魚礁付近を通過して南へ向かう。水中魚礁の南側に潮目があり、水温が20.5度に下がる。午前9時15分、潮目で水温が21.2度に上昇。潮目を越えてしばらく行くと21.0度に下がる。午前9時30分、潮目で水温が21.7度に上昇。そのまま南下するにつれて水温が上がり、午前9時55分頃に4.1度まで上昇した所から西向きに変針。黒潮の流れが速く、船のスピードが3ノット前後に落ちる。午前10時20分、突然ロングリガーのクリップが外れたが、それきり音沙汰なし。魚かゴミか不明。水温24.1度。そのまま西へ向かう。午前10時50分、ショートコーナーのニューコナジグ16mmにストライクがきて100cmのシイラが釣れた。水温かわらず24.1度。午前10時10分、ロングリガーの宮島サザンクロス40mmにストライクがきた。またシイラかと思っていたら、ボートの後方50mぐらいの所でカジキがジャンプするのが見えた。あわててゴーをかけるとラインが200mぐらい出ていったが、アイドリングスピードにするとしばらくゆっくり走っただけですぐに止まる。そんなに大きくないようなので、1人でも取り込めるかもと思いながら、大急ぎで他のロッドを片付け、フックアップしたロッドをセンターのロッドホルダーに移してファイト開始。南寄りの風で1.5mぐらいの波が立っているので、ボートを北へ向けてアイドリングスピードで走らせながら、ゆっくりと巻き上げにかかる。思いのほかスムーズに寄ってきたのをしばらくボートで引っ張って弱らせ、リーダーをつかんで手元に引き寄せてからクリートにしばり付けて固定する。午前11時40分、ランディング成功。エラにギャフを掛けて持ち上げると意外と簡単にボートに引き上げることができた。カジキが釣れた場所の水温24.1度。すぐに港へ向かい、午後0時20分帰港。漁師のおっちゃんに見てもらったら全長220cm、推定体重30kgのマカジキだった。。

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