Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2003年3月

■03/03/29 カツオ6尾キャッチ。うち1尾は7kg

川上さんと一緒に午前4時40分出港。南沖へ向かう。港の前の水温16.1度。3日前よりも2.5度も上昇している。午前6時5分、浦神沖で水温が下がり15.1度になる。午前5時40分、北緯30度30.5分、東経135度59.5分に潮目があり水温が16.3度に上昇。3日前とほぼ同じ位置。午前5時45分、北緯33度29分、東経136度00分で水温がさらに上がり17.3度になる。さらに進むと18.1度まで上昇。午前6時、北緯33度26分、東経136度00分で釣り開始。水温19.6度。そのまま南下する。午前6時20分、北緯33度25分、東経136度00.5分でアウトリガーにシイラがきた。水温19.6度。さらに南へ。午前6時45分、北緯33度23分東経136度01分で水温が18.9度に下がる。北緯33度20分で17.9度。付近を走り回るがストライクなく、午前7時、北緯33度22分、東経136度02分から北へ。午前7時20分、北緯33度23分、東経136度02分で1.5kgクラスのカツオが4尾釣れた。潜行板以外のケンケン5本に一度にきてアウトリガーの1尾はバラシ。水温19.3度。そのまま北へ。午前7時40分、北緯33度25分、東経136度03分で潜行板に4kg級がきたが取り込み中にバラシ。水温19.4度。午前7時50分、北緯33度25分、東経136度03分で4kg級のカツオをキャッチ。両方の潜行板に一度にきたが右舷側はバラシ。水温19.5度。そのまま北へ進むと19.6度に上昇。午前8時10分、北緯33度27.5分、東経136度03.5分で水温が18.9度に下がる。午前8時15分、北緯33度28分、東経136度03.5分でセンターと左舷2番が一度にリーダー切れ。10kg級の大きなカツオか。しばらく北上した後、Uターンして南へ向かう。午前8時25分、北緯33度27.8分、東経136度03.3分で左舷2番に55cmぐらいのシイラ。水温18.6度。午前8時35分、北緯33度27分、東経136度03分から北へ。水温19.4度。午前8時40分、北緯33度27.3分、東経136度03分で右舷2番に7kgのカツオがきた。水温19.5度。そのまま北上し、午前9時、北緯33度29分、東経136度04分で水温が18.1度に下がった所で釣り終了。すぐに水温が17.0度まで下がる。午前10時10分帰港。3日前とほぼ同じで、水温が18度台から19度台にかわるあたりで良型のカツオが釣れた。鳥はあちこちで飛んでいたが、よさそうなトリヤマはほとんど見えず。

■03/03/26 初のビンナガマグロ8kgをキャッチ

3月24、25日のオーシャンライフ藤原きよみさんの取材は荒天キャンセル。翌26日は天気がよくなったので1人で午前5時40分出港。南沖へ向かう。港の前の水温13.6度。午前6時5分、梶取崎の東沖2.5マイル。水温13.5度。午前6時15分、北緯33度31.5分、東経136度01分に潮目があり水温が15.4度に上昇。しばらく行くと14.5度に下がる。午前6時20分、北緯33度30分、東経136度01分の潮目で水温が16.8度に上昇。流れ藻がたくさん浮いている。午前6時30分、北緯33度27分、東経136度01分で黒潮の境の潮目を超えて水温が18.5度になったところでトローリング開始。まわりにトリヤマがいくつも見え、漁船が何隻も走っている。そのまま南へ。午前6時50分、北緯33度25.5分、東経136度01分まで南下した所から北東へ。水温19.3度。午前6時55分、北緯33度26分、東経136度01.5分でショートリガーの白丁貝16mmヘッド(すさみ岸漁具製)にストライクがあり70cmぐらいのシイラが釣れた。水温19.1度。シイラをランディングしてすぐ午前7時00分にセンターの白丁貝アワビ12mmヘッド(すさみ岸漁具製)にストライクがあるが掛からず。そのまま東へ向かう。黒潮の流れに乗って船速が10ノットに上昇。午前7時10分、北緯33度26.3分、東経136度04分でロングコーナーのニューコナジグ12mmにストライク。引きが強く慎重に寄せると8kgのビンナガマグロだった。ワイルドキャットで便ビンナガマグロを釣ったのは初めて。水温19.2度。午前7時20分、北緯33度26.3分、東経136度04.5分から西へ向かう。水温19.2度。船速が4ノットに落ちる。午前7時45分、北緯33度25.5分、東経136度04分でマッコウクジラと出会う。全長12mぐらい。潮を吹きながらゆっくりと泳いでいる。水温19.2度。南西へ向かう。午前8時45分、北緯33度25分、東経136度00分でセンターにストライクがきたが掛からず。水温19.2度。午前9時、北緯33度24分、東経135度59分から北西へ。水温19.3度。午前9時10分、北緯33度24.6分、東経135度58.3分でショートリガーにストライクがきて3kgぐらいのカツオが釣れた。水温19.2度。午前9時20分、北緯33度24.5分、東経135度59分でセンターとショートコーナーにダブルストライク。どちらも3kgちょっとぐらいのカツオ。付近を走り回るがストライクが続かず。午前10時10分頃から北東へ向かう。午前10時40分、北緯33度27分、東経136度03分でショートリガーとセンターにダブルストライクで4kg前後のカツオが釣れた。水温18.8度。付近をしばらく走り回った後、西へ向かう。午前11時5分、北緯33度26.5分、東経136度03分でセンターにストライクがきて4kgぐらいのカツオが釣れた。水温19.1度。そのまま潮目伝いに走り続けたがストライクなく、午前11時30分、北緯33度27分、東経136度01分から北へ向かう。水温18.8度。午前11時50分、北緯33度29.5分、東経136度01分で潮目を超えて水温が18.2度から16.5度に下がった所で釣り終了。午後0時40分帰港。ボートを片付けてからセリ場をのぞいたら、カツオがたくさん上がっていた。いよいよ数釣れるシーズンか。

■03/03/14 潮岬沖で初ガツオをキャッチ

3月に入っても荒れる日が多く、なかなか出漁のチャンスに恵まれない。しばらく不漁が続いていたのが、3月中旬になってカツオが多くなり始めた。ようやく天候が落ち着いてきたタイミングをとらえてシーズン2回目の出漁。カワカミマリンの川上さんと一緒に午前5時50分出港。南南東沖へ向かう。港の前の水温13.9度。午前6時30分、古座沖で水温が14.3度に上昇。午前6時40分、樫野崎の東沖2マイル。水温15.6度。しばらく行くと大漁の油が流れているのに出合う。午前6時45分、北緯33度26.5分、東経135度55.5分で黒潮の境の潮目にさしかかる。水温が16.9度に上昇。午前6時50分、北緯33度25分、東経135度55.5分。水温18.1度。午前7時、北緯33度21分、東経135度55.5分で水温がさらに上昇して19度になる。トローリング開始。午前7時10分、北緯33度22分、東経135度55分で大きなトリヤマを発見。水温19.3度。付近を走り回るがストライクなし。午前7時40分頃から東へ向かう。すぐ近くで海上保安庁のものらしいヘリコプターやプロペラ機が何かを探すように飛び回っているのが気になる。午前8時20分、北緯33度20.5分、東経136度01分で大規模なトリヤマを発見。周辺をたくさんのケンケン漁船が走り回っている。水温19.4度。周囲を根気よく走り回るが、なかなかストライクがこない。午前9時50分、北緯33度23.5分、東経136度10分でロングリガーのポールが一瞬舞い込んだがフックアップせず。午前10時50分、北緯33度23分、東経136度12分で右舷2番のハンドラインに突然ストライクがきて4.3kgのカツオが釣れた。ルアーは川上さんからもらったケンケン用のアワビ製ロングヘッド4本バリ。水温19.3度。付近を走っているうち、午前11時に北緯33度23分、東経136度12.5分でショートリガーにストライクがきて3.7kgのカツオが釣れた。ルアーは岸要漁具製16mm白丁貝ヘッド。水温19.3度。付近を走り回るが、その後はストライクなし。水温は高くないが潮は速く、西向きに走ると船速が4ノットに落ちる。東向きに走ると10ノットぐらいになる。午前11時30分頃から港方向へ走り始める。正午に北緯33度25分、東経136度10.5分で釣り終了。水温19.3度。午後1時10分帰港。数は少なかったが、型のよいカツオをなんとか釣ることができた。帰ってからニュースを見たら、午前4時5分頃に串本大島の南沖約1.8kgで、貨物船と衝突した海洋調査船とりしまが沈没し、不明者が出て捜索が行われているとのこと。樫野崎沖で出合った流出油はその事故によるもの、ヘリコプターやプロペラ機は不明者を捜索中だったと判明。

航海日誌の一覧ページへ

WILD CATホームページへ戻る